ゲッキーです!
最近、スーパーやコンビニでも”トクホ”と書かれたお茶を中心とする飲料が増えていますね。その中で今回はサントリーの黒烏龍茶についてのお話をしていきたいと思います。
まず、そもそもトクホというのは特定保健用食品のことで、特定の保健的効果についての有効性、安全性を消費者庁から認められたもののことを言います。気になるのはダイエットに効果があるのか?ということですね。「これを飲むと痩せる!」なんて言いながら常に飲んでる人をちょくちょく見かけますが、果たして本当にそうなんでしょうか?
ラベルを見ると、『脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるので、体に脂肪がつきにくい』と書いてあります。
ほーほー、なんか夢のような飲み物ですね。
これをそのまま読むと、なんとなくカラダの脂肪を排出してくれるのか?と読めなくもありません。
ただ、実はこれ、そういう意味ではないんですね。
それは、この黒烏龍茶が実際にどうやって脂肪の吸収を抑えるのかを知るとわかります。
脂肪は食事を通して摂取されると小腸で吸収されます。その際、リパーゼという酵素の働きで脂肪は分解されカラダに吸収されます。それがカラダに蓄えられていくということですね。これがいわゆる中性脂肪というやつです。
では黒烏龍茶はその中でどんな働きをするというんでしょうか?
まず、黒烏龍茶の中には”ウーロン茶重合ポリフェノール”という成分が含まれていて、実はこの成分がリパーゼの働きを阻害します。リパーゼというのは脂肪を分解してカラダに吸収しやすいようにする働きをする酵素でしたね。つまり、その働きを邪魔するということは『脂肪が吸収されづらい状況をつくる』ということです。脂肪の分解酵素の働きを邪魔して吸収させないようにして、余分な脂肪を外に排出するという意味だったわけです。
わかりましたでしょうか?
今カラダについている脂肪を落としてくれるという意味ではありません。
食事によって新たに脂肪が吸収されるのを防ぐ!という意味なわけですね。
そして、その効果としては、食事中に黒烏龍茶を飲んだ時、飲まなかった時で食後の血中中性脂肪の上昇が20%抑制され、外に排出する効果は2倍になるということです(サントリーホームページより)
もうおわかりだと思いますが、これは飲んで痩せるというものではなく、脂肪の吸収をおさえるために、特に脂っこい食事のときに一緒に摂ることで効果を発揮してくれるということです。
ちなみに僕は、どうしても唐揚げが食べたくなったり、焼き肉が食べたくなったりしたときに飲むようにしています。
めちゃくちゃ美味いんですけど、食べてる途中に肉汁を見ると、これがカラダにつくのか。。。。。っていう感覚が襲ってくるのも事実です(-_-;)
美味いものって脂っこいんです(思い込み?笑)
そしてストレスが溜まったり、疲れていたり、お酒を飲んだりするとき食べたくなるんですこれが。。。。。
いずれにせよ、この黒烏龍茶はそうやって脂肪分の高い食事をするときなど、うまく使えば強い味方になってくれると思います。
ただ、空腹時の摂取や摂りすぎには注意しましょう。消化器官に負担がかかります。
どんなにいいものも、摂るタイミングと適度な量が大切ですね!
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ゲッキー
食事制限(特に糖質制限)だけに頼るダイエットで何度も挫折し、その度に激しくリバウンド。結局は減量を始める前より太っていくという悪循環を何度も繰り返してきた。太り続けることによる様々なストレスが限界に達したため、あらゆることを見直し根本から”太らないカラダづくり”を追求している。